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2004.07.02

子どもがキレて。。

  普段は難しそうな話題が多くて、皆が読みはするものの遠巻きにしている「極東ブログ」(笑)。それが、いま、コメントの山で埋め尽くされています。「子どもがキレて何が悪い

  文部科学省所管の独立行政法人科学技術振興機構というところが、子どもを対象に長期間脳みそを調べて、「キレる」現象の原因を探ろうとしているようだけど、とんでもないことだ。というお話です。

  私は、子どもの教育について、正面から言うべき意見はとりあえず持っていませんので、側面から気付いた点を2点だけ書きます。

  ひとつめは、研究成果が無理に作られてしまわないか、心配だということです。きっと、時間とお金を掛けるのでしょうから、「結局、原因は不明だった」では、誰かの責任問題になるかもしれません。それを避けるために、何らかの成果が上がったことに、無理にでもしてしまうおそれはないのでしょうか。もしそんなことになったら、危険で間違った認識を世間に広めてしまうことになります。
  「キレる」原因を探るはずが、「キレる」子どもの特徴をでっちあげることにならないように希望します。

  ふたつめは、この件と東京慈恵会医大付属青戸病院で起きた医療過誤とに共通する臭い、対象の人間を私物化する感覚です。あの医療過誤(というかほとんど殺人)を起こした3人の医師の言動を聞くと、患者は彼らのおもちゃに過ぎなかったことがわかります。それと同じような感覚を、この研究の裏に感じます。あるいは、文部科学省というところは、日本の子どもは自分たちの持ち物だと、勘違いしているのかもしれません。最近そのおもちゃが、どうも思うように動かないので、いっぺん分解して調べてみるか。そんな気配を感じてしまいます。
  もちろん、間違った印象に過ぎないことを祈りますが。

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