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2004.07.17

華氏911を多面的に見る

  田中宇さんの記事「「華氏911」とイスラエル」は、マイケル・ムーア監督が映画をつくるにあたって触れなかった点に注目している。記事によれば、ネオコンと呼ばれる人達は現職大統領を見限りつつあるのではないか、ということらしい。

  ムーア監督は共和党支持で全米ライフル協会会員でもある、ということはよく知られている。また、民主党の大統領候補がイスラエルを支持する方針を打ち出したことは、先日新聞等でも報じられたばかりだ。
  それらを含むあちこちの情報を組み合わせた田中さんの記事が、どこまで真実に迫っているのかはわからないが、少なくとも、「華氏911」を見るときはよく予習していかなければいけない、ということらしい。
 
 
 
  そう言いつつ、明日のために「アーサー王ロマンス」なる本で予習にいそしむ夏の夜だ。どうみてもこの伝説全体を1本の映画で描ききれるとは思えない。。何を見せられるのか期待と不安。

  それにしても、映画を見るのに予習ばかりではしんどい。せめてもう1本は、予習の不要なこれにしよう。

  なんて安上がりな夏休み。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

こんにちは。

ちょっと気になったのですが、
> ムーア監督は共和党支持で
という情報は、どこから出てきたのでしょうか。
僕もあまり良く知っているわけではありませんが、
彼は前回に大統領選挙ではラルフ・ネーダーの
選挙キャンペーンに参加しており、共和党員でもないと
思うのですが。

また、
> 全米ライフル協会会員でもある
というのは事実ですが、これは前作『ボウリング・フォー・
コロンバイン』で描かれていますが、銃を所持するのに
どのくらいの規制が実際にあるのか知るために、
銃を購入し、NRAの会員になったという経緯だったと
思うのですが。また、会員であることを利用して、
NRAの会長(当時)のチャールトン・ヘストンに
インタビューをしたという感じだったと思います。

彼の著書『アホでマヌケなアメリカ白人』を読んでも
共和党支持者だというようには思えないのですが、
何か僕の知らない根拠があるのでしょうか。

Posted by: netwind | 2004.07.17 at 01:40 AM

すみません。キーボードがすべりました。どこかでこの話を聞いたのですが、あまりに意外だったので記憶に残っていたのです。が、ご指摘のとおり確認できません。
お詫びして訂正します。

Posted by: hski | 2004.07.17 at 06:06 AM

自分のblogが使えないので、人のところで遊ばせてもらって申し訳ないのですが。田中宇さんの記事はとても面白いですが、個人的な感想を書かせてください。

Michael Mooreがネオコンとつながっているという陰謀説は、それ自体は面白いですが、ちょっとバランス感覚に欠けると思います。彼のこれまでの行動を見ると、現在民主党でも取り込めないsuper liberalに位置していると思います。前回はアル・ゴアを応援しとけばいいのに、わざわざラルフ・ネーダーを支援してみたり、彼の本でも民主党の批判が多いですが、super liveralを取り込めなくなった中道的な民主党に苦言を呈しているという印象を持ちます。

たしかに今回の映画が、ブッシュ家の批判に集中している点は事実で、これが問題になっているようですが、ここは見方の問題で、ネオコンはもうすでに共和党右派の支持を失って、恐るべき存在ではなくなったと、彼は見ているのかもしれません。これが正しい見方かどうかわかりません。逆に、ネオコンの問題こそが根源的で、ブッシュ家やオイル・マネーの問題は瑣末な問題だと見方もありうると思います。僕の個人的な見方は、Micael Mooreはネオコンについては主要なメディアで語りつくされた感があるので、抜け落ちた問題を指摘したかったのではないかという風に見ています。

いずれにしろ、個人的な感覚で申し訳ないですが、田中さんの記事は全体像を見失っており、hskiさんがblogで取り上げる価値があったとは、ちょっと思えないのが残念です。

Posted by: netwind | 2004.07.17 at 12:18 PM

  JUGEMの調子があまりよくないようで、たいへんですね。

  田中さんの記事は「米国内には、唯一の超大国としての地位を自ら放棄するべく活動する勢力がいる」という視点で統一的に物語が仕組まれていて、それはそれで、比較のためのひとつの定点として面白く読ませていただいてます。私はどうも視野がせまくなりがちなので、田中さんのややぶっとんだ説も世の中の通説と対比するひとつの肢として活用させていただいてます。

  といったあたりの弁解で許してもらえるとありがたいです(笑)。けして、田中さんの世界観をまるごと信じているのではありませんので、ご容赦。また、私は過激なことや「と」なことも時々言ったりしますので、それはまあ笑ってやってください。

  さて、せっかくの夏休みにコメントまでいただいたので、イラク戦争周辺での米国の動機について、私が聞いた中で一番納得のいく説をご紹介します。
  それは、「米国は基軸通貨としてのドルの地位を護るためイラク戦争を仕掛けた」というものです。イラクは原油取引をユーロ建てで行おうとして、米国の怒りを買ったというわけです。
  「イラク 石油 ユーロ」で検索してみると、いろいろ出てくるようですので、もしお手すきでしたら、ご自身のblogでこのあたりをまとめて書いていただけると嬉しいです。

コメントに長文ですみません。

Posted by: hski | 2004.07.17 at 04:51 PM

視野が狭いという意味では、僕も田中宇さんのような方は知らなかったですし。。。

> 「米国は基軸通貨としてのドルの地位を護るためイラク戦争を仕掛けた」

というのは興味深いですね。ただ基軸通貨というのは難しい問題です。日本のようにアジア圏での取引すら円決済をしてもらえない国でも、十分に世界に経済的プレゼンスを示していますし。経済学的にちゃんとした議論としては、ユーロのときの“最適通貨圏”の議論がありますが、「最適通貨圏ってありそうだね」っていうことで収まってしまっている感があります。金融政策の運営がどのように変わる必要があるか、基軸通貨という問題は、まだよく分かっていないというのが僕の印象です。

> ご自身のblogでこのあたりをまとめて書いていただけると嬉しいです。

ちょっと僕の手に余る感じがします。。。でも少し考えてみようと思っています。

Posted by: netwind | 2004.07.18 at 10:46 PM

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