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2004.06.23

電子出版

  こんな記事を書いたと思ったら、今日はNHKクローズアップ現代で、電子書籍が取り上げられていた。

  現在、紙の本は4割が返品らしい。凄まじい無駄。シャープの最新鋭液晶工場の歩留まりといい勝負(笑)。新刊は1日200点、年間で7万点だそうだ。明らかに供給過剰。まるで、大量のクソゲー(下品だなあ)のためにつぶれかかったゲーム業界をなぞるような(笑)。

  解説では、店頭のスペースが有限なため、読者の目に触れずに1週間ほどで棚から消えていくものが多いので、電子出版でそれを解消しようと出版社は考えている、ということらしい。

  でもそれはもちろん的外れ。
  コンテンツ産業は横一線で、利用者の可処分時間を奪い合っているという、最も重要な点に触れていない。供給過剰そのものを解消しなければ、たぶん客離れは止まらない。本当にわかっていないとしたら、電子書籍もあっさりこけるかもしれない。そんなことはないと思うけれど。
  わかっていても、やってしまう罠。競争しているうちに、そうと知らずに供給過剰にはまる。ゲーム業界がそうだったように。
  手馴れた出版社が上手に手綱を絞めるのかな。

※データ:電子本のコストは紙本の1/5(保管費含む)
 
 
 
それで、出版社に貸与権を、という話はどうなったのかな?

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