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2004.06.23

方法論は具体的に運用してこそ意味がある

  「netwindさんへの回答」経由で「スペックが欲しければ、集団的意思決定プロセスに参加すべき。」を読んでみたのですが。。。なんだかnetwindさんは、essaさんとは噛み合ってない感じがします。

  ある方法論が、他の方法論よりも優れているという言葉だけの主張ではなく、その優れた方法論を目の前の具体的な問題に適用して、何らかの成果を出してみてほしい、と、俗人である私は期待してしまいます。もちろん、問題の難しさによっては、意味のある成果にたどり着くのに時間はかかるにしても、せめて、取り掛かって見せて欲しい。
  例えば、「この方法論をこういう風に使えば、この問題に対してこういうアプローチができて、その先の道筋は、これかこれかこれ、のどれかが大雑把に予想できるので、それぞれ議論を深めてみます。」とか。

  でも、どうやらそれは見せてもらえないようなので、欲求不満が溜まってしまいます。


いかーん。また人に頼ってます。反省。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

linkしていただき、ありがとうございます。

essaさんとの議論は、そのうち少しはかみ合ってくるでしょう(笑)。

方法論についてのご批判ですが、まあ、モダンな科学の方法論についていえば、その成果は実は結構出ていると思います。あまり知られていないとは思うのですが。

良く知られた結果としては、借地借家法の裁判所の運用があまりにアホ過ぎたので、多くの経済学者が批判して、法律家も納得し、定期借地権、定期借家権などの法律が整備され、特に家族向け借家の供給が増えたなどの例があります。

商法などのコーポレートガバナンスでも、最近の研究はかなり商法学者の理解を得て、少しずつ法律改正につながってるようですし、著作権法などの知的財産権でも(今回は変な形ですが)法律家の意識も変わってきているというのが印象です。いくつかの弁護士の先生や法律の先生のblogでも取り上げられてご存知と思いますが。

まあ、分かりにくい面はたくさんあると思いますが、essaさんとの議論の中でもおいおい出てくるのではと思っています。

とりあえず、こんなところでご容赦ください。

Posted by: netwind | 2004.06.23 at 08:28 PM

コメントありがとうございます。

  私は社会学や人文(科)学などの難しい話はよくわからないのですが、口だけは偉そうなことを言って恐縮です(汗)。
  しかし、わからないからこそ逆に、「ネットに匿名性を許すかどうか」という具体的なテーマについて、その方法論で考えるとどのようなことが言えるのか、ということを知りたいと思います。

  分野を問わず、専門家が一般社会に対する説明責任を果たすように求められることが、今後の趨勢と思いますので、その需要に応えられる優れた方法論が広まるといいですね。

Posted by: hski | 2004.06.24 at 05:42 AM

ちょっと変なコメントだったかもしれませんね。
ごめんなさい。

HSKIさんが匿名性を持つP2P技術についての
問題解決の方法論にしぼって、書かれていると
すると、僕は多少時間をかけて議論した方が
いいかなぁという気持ちがあります。

こんなお話は、ご存知でしょうか。
最近、英国の破産法はかなり改変がありました。
改正前の英国の破産法は、破産者に対して
非常に厳しいpanishmentが課せられ、
2度と事業を起こすなど考えられないものだった
ようです。なぜかと考えると、市場経済が早くから
発達した英国では、事業者が社会の匿名性を
利用して詐欺行為をはたらくことを抑制するため
だったと考えられます。この辺りの話は
http://netwind.jugem.cc/?eid=79
とも関連していると思うので、ご一読頂ければと
思います。
しかし今回の改正では、起業家のインセンティブをそぐと
いう観点からpanishmentが緩められたようです。

社会の匿名性は昔から結構難しい問題だったと思います。
ネット上の技術がすごい勢いで発達しているのに、
悠長なことは言っていられないと思われるかもしれませんが、
関連する側面は複雑ですので、あまり性急に結論を
急ぐべきかどうかは、僕は疑問に思っています。

長くなってすみません。

Posted by: netwind | 2004.06.24 at 10:36 PM

「「非匿名的」な社会から「匿名的」な社会へ、歴史の流れについて。」拝読しました。
  都市や貨幣の匿名性についての確認ということで、慎重に整理していただいて、よいことだと思います。確かに、こうしてじっくり話を進める方法も、ありかもしれませんね。
  モラルを信じすぎない人は、とりあえず信用できる、と私は思いますので、netwindさんの今後のエントリに期待です(笑)。

Posted by: hski | 2004.06.25 at 12:34 AM

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