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2004.06.04

メーカー直販の隠れた意味

  森さんのコラム「サムスンと日本の微妙な関係」の中に、気付きがあったのでメモ。

  記事自体は、サムスンの成功は、プロダクトイノベーションではなくプロセスイノベーションによるもので、世界市場で規模の経済を生かすことで達成されていること、それゆえ、日本市場への進出はテストマーケティングが目的である可能性が高いことについて書かれています。
  その中で、サムスンが日本市場で採用すべき販売方法としてオンライン販売をあげ、SonyStyleを例にあげてこう述べています。

家電製品は、値崩れして「安い」というイメージがつくと日本の一般的な消費者の選択肢からは外れてしまうことが多い。あえて販売価格を下げないための市場コントロールにもオンライン販売は有効だ。Sony Styleのように自社サイトで出されている販売価格というのは、オープン価格が一般的な昨今、量販店が価格を決める際のベンチマークになるからだ。
  なるほど。そういう理屈の付け方はありかもしれません。家電メーカー直販は従来の販売店にとってマイナスにしかならないと思ったけれど、隠然とした価格統制がもし本当に可能ならば、販売店に対する隠れた説得材料になります。
  でも目から鼻の量販店をそれで説得できるかというと心もとない気も。。

  いずれにせよ、ちょっとした気付きがありました。

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