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2004.06.04

貸与権に対抗するには独占禁止法?

  著作権法改正案は、審議会を通過し、可決される見通しになったようです。この法案はレコード輸入制限権を認める点に問題があることが再三指摘されてきました。また、法案の中身とは別に、国会議員や著作者の事実誤認のひどさ、その誤認に基づく審議のいいかげんさでも、注目を集めていました。例えば、ここここで、その辺りの経過が窺えます。
  この審議の経過を見ていると、私達の生活を縛る法律というものができていく過程について、大きな不安を覚えます。

  ところで本題ですが、今回の改正案は、レコード輸入制限権だけでなく、貸与権も盛り込まれたようです。
  この貸与権は、以前の記事でも触れましたが、かなり強力な権利だそうです。貸本屋などが扱う著作物の貸与について、単純に報酬を請求するだけでなく、そもそも貸与を認めないこともできるということで、場合によっては自由競争を不当に阻害する可能性もあるのではないかと思います。
  今後この権利が濫用された場合は、独占禁止法を根拠に対抗することも検討されて然るべきではないでしょうか。

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