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2004.05.31

遺伝子特許に見る公共と私有の境界

  渡辺さんの今日のコラム「農作物特許に見るオープンソース文化」。そのなかで、生物の遺伝子を特許として登録する問題が余談として取り上げられていた。
  アマゾンの熱帯雨林という遺伝子の宝庫を抱えるブラジルが、先進国バイオ企業による遺伝子の特許登録に異議を唱えていたのは知っていたけれど、インドでも同じような問題があるらしい。
  不思議に思っていたのだけれど、生物の遺伝子は、公知の事実とやらにはならないのだろうか。分析に手間と時間と知恵がかかるのは理解できるとしても。

  著作権と似て、遺伝子の特許も、公共の財産か私有物か、その境界の問題として括れそうな気がしている。長い間、多くの人の手を経て交配が進んできた農作物や、そもそも人間とは関わり無く存在している生き物の遺伝子となれば、著作物以上になおさら、公共性は高そうだ。

  因みに記事の主旨の方は、インドでの品種の交換はオープンソースで行われていること、その習慣は、理念的に生まれて誰かが引っ張っているのではなく、自然な営みとして続けられていること、でした。

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