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2004.05.07

「分類」を通したネット検索と実社会の関わり

  渡辺さんの記事によれば、ウェブ全体にメタデータがかぶせられるようになって来たということらしい。自分なりにその仕組みをもう少し細かく分解して、歪やボトルネックを探してみた。

1.データ
2.データ提供者が自らデータを登録する仕組みと動機(例:オークション、転職)
3.データ構造(分類方法)
4.データ構造記述形式(例:XMLRSS
5.検索機能

  RSSが普及してくると、データ構造(分類方法)の乱立が気になる。ある分野で優れた分類方法があれば、それに一本化してほしいが、その一方で分野によっては複数あってもいいとも思う。
  電話番号簿のように、データベース著作権絡みで問題が起きそうだ。弁理士さんにはいいビジネスかも。
  一方、世の中をある切り口で分類するビジネスや、情報を登録する仕組みと動機を提供するビジネスなどが成立しそうだ。商品オークション、価格比較、人材マッチングなどは既に立ち上がっているが、他の分野ではどうだろう。XBMLが立ち上がりそう?な企業情報の分野などは好例かもしれない。

  そうして、分類という作業を通じて、ネットの世界と実社会は、互いに影響しながら関係が深まる。
  情報産業は、情報インフラ提供による収益構造から離陸して、情報の収集分類の巧拙を競うことで、収益を上げるようになっていくのだろうか。
  そこでの主役はもはやネット系企業ではなく、各分野で歴史とノウハウを蓄積してきた普通の企業が活躍しそうだ。
  情報の収集分類ビジネスは必ずしも分離独立するのではなく、既存の業態の中に組み込まれて、見えない形で利益の源泉になってもいい。

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