« BlogLines | Main | 安心社会と信頼社会 »

2004.03.23

やればできるとは限らない

  ほぼ日の今日のダーリンコラムにいいことが書いてありました。それは「しょうがない」についてです。

  表面的な「しょうがない」に陥る危険性は指摘した上で、本物の「しょうがない」が人間には必要だということを糸井さんは書く。もう全文引用したいようなコラムだけど、キモのところだけ。

「成せば成る」だとか、「やればできるんだ」は、
先生や親にとっても、教えやすい考え方なのだけれど、
「しょうがない」のほうは、教えるのがむつかしそうだ。
へたに教えると、
非常に薄っぺらい「シラケ」だの「あきらめ」に
変換されて身についてしまう怖れがある。
しかし、「しょうがない」をわかってないままで、
人間をやっていくのは無理だし、
それは、はた迷惑なことでもある。
「やればできる」が比較的実現しやすいのは工業の世界だ、と糸井さんは言います。なるほど、目からうろこです。
  建築の世界は工業とも農業ともサービス業ともつかない境界領域の一面があるから、そこから離れて電気通信産業に長く関わってしまったことで、「やればできる」には限界があることを忘れていました。
「やればできるんだ」のみで突っ張っている人ばかりじゃ、
おもしろくもなんともないもんねぇ。
「こんなに愛しているぼくを、
あなたはどうして好きにならないんですか?!」
なんてやつが世の中にあふれちゃったら、コワイぞー。
シーズ志向の工業製品が失敗するときは、まさにこんな感じでしょうか。

  でもそれがうまくいかないとわかると、今度は「顧客志向」と称してお客さんを分析しようとし始めるところが、あくなき「ヤレバデキル」思考のオソロシくかつ侮れないところですが。(笑

ところで、かく言う自分は、笑ってる場合なのか?(爆

|

« BlogLines | Main | 安心社会と信頼社会 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference やればできるとは限らない:

« BlogLines | Main | 安心社会と信頼社会 »