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2004.03.20

フィッシュマックディッパー

  マクドナルドの新メニュー「フィッシュマックディッパー」を食べてみました。開発に2年もかけたということですが、フィレオフィッシュをミニサイズにしただけのような、何の新しさも感じられない味と食感です。TVで流れるコマーシャルもあまりに下品です。一体どうなってしまったのでしょう。マクドナルドの未来に不安を感じます。余計なお世話ですが。

  そのまずいディッパーを食べながら、以前、作家の冷泉彰彦さんがJMMに寄稿した「アメリカ文化の退潮」という文章を思い出しました。(リンク先には、なぜかこの寄稿文は収録されていません)
  日本だけでなく米国でもマックは不調らしいのですが、その原因を冷泉さんは、「飽きられつつあるのだ」としています。また、マックだけでなくディズニーの退潮も同じ理由だとしています。
  米国文化の象徴ともいうべきこれらのブランドが飽きられつつある、その背景として、価値の相対化があると、冷泉さんは言います。ちょっとだけ、こじつけくさいですね。でもいいです。これから書きたいのはそのことですから。

価値の相対化と、伝統あるメインストリーム文化の崩壊、立場や世代、地域の対立激化、という流れがアメリカ社会を襲いつつあるのです。それは、もしかすると日本が過去15年間ぐらいかけて経験したきたプロセスに似ているのかもしれません。
その価値の相対化は、私にとってまさに自分の問題です。いつも迷いを抱えて煮え切らないところがあります。自分より若い世代の割り切りのよさ、特に、人生に目的を設定することに何のためらいも感じない心のありようは、どうにも馴染めません。
  人生に目的はない。ただ生きるだけだ。というのが、私の実感なのです。それは戦中戦後を生きて、高度成長の終わりとともに死んでいった親から受け継いだ真実でもあるのです。

  やれやれ、フィッシュディッパーから、まるで無関係なところへ来てしまいました。まずい飯を食べながらそんなことを考えていると、つくづくしんどい事だなあと思います。


※この記事は(。。。続き)の機能を試してみるために書いています。深い意味はありません(笑。
(。。。続き)の仕組みでは、最初のパラグラフで要約を書くのが普通ですが、ここでは、最初のパラグラフとそれ以降で全然違うことを書くという手を使っています。

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