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2004.03.19

住宅の流通とマーケティング

  建築家のakiさんの新しいチャレンジの話。「3割安い戸建て、都が提供「実験」 東村山の都有地活用」との由。

  戸建住宅の流通はきわめておかしい、ということを石原都知事が言っているそうです。確かにそうだと思います。それを打破するために、ハウスメーカーというシステムが生まれたはずでしたが、いざ、企業としてできあがってみると、やっぱり利潤はあげたい。それで、住宅の価格は在来木軸と同じ、場合によってはそれ以上になってしまいました。それが、私が建築の学生だった20年前の話です。

  しかし、バブル崩壊から10年を経て、都知事が、住宅の流通をおかしいと言う時代になりました。ようやく、住宅業界にも嵐が吹き始めるのでしょうか。

  偶然ですが今日、久しぶりに、本屋で建築関係の本棚を眺め回してみました。住宅建築のマーケティング関係の本を探そうと思ったのですが。。一瞥してわかったことは、そのカテゴリに属する本はないらしいということです。少なくとも、その大手の本屋さんの棚には見当たりません。
  学生時代からの記憶を辿ってみても、確かにその種類の本は無かったように思います。建築関係の本といえば、構造、意匠、設備、構法、歴史、のほかは、情緒的な主張を書き連ねた随筆のようなものばかりだったと思います。
  建築から長い間離れて、ITとか企業戦略とかマーケティングに目を向けてきたいま、目の前の本棚にぽっかり開いた、建築界の見えない空白に、奇妙な違和感を覚えます。他の産業となんて違うんだろう!

  建築マーケティングの本が少ない理由は、たぶん、建築は一品生産であるとの根強い感覚があるからでしょう。ハウスメーカー社内には、もちろん様々なマーケティングデータが蓄積されているはずですが、それは企業秘密。表には現れてきません。

  そうした状況も、都知事の豪腕により、ようやく変わりつつあるのでしょうか。
  今後に期待したいところです。

※この話は、もう少し考えをまとめて、また書きたいと思います。とりあえず記憶のためにメモとして残します。

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