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2004.02.02

CD退潮と音楽産業リストラ

  CD販売の退潮についての朝日新聞の記事は衝撃的だ。江坂さんのblogより「シングルCD販売、98年の2/3
  しかし、やや揚げ足取りになるのを承知で言えば、江坂さんの言う「凋落」という言葉には抵抗を覚える。
  他の業界では当然のように行われているリストラクチャリングが、この業界でも、外圧によって否応無く進行中ということだと思う。「凋落」と少し違う点は、リストラ後に、新たに産業として再生する可能性があると期待できることだ。音楽そのものが滅びるとは考えにくいから、リストラが一段落したら、新たな市場開拓で攻めに転じることもできるのではないか。


  以下は、音楽産業再生の、ひとつの能天気な見取り図。
  例えばカフェでオレンジジュースやカフェオレを注文しながら、好きな音楽も注文できたら楽しいじゃありませんか?(個別サービス化) テーブルに張られた電子ペーパーに今日のメニューが出て、触れるだけで簡単に注文。今日のお勧めなどもメニューにあったりして。(広告モデルも共存可) 指向性の音波発生器から、2人の耳だけに届くように調整された音楽シャワーが降り注ぐ。
  その著作権使用料はDRMで漏れなく自動徴収されるかわりに、料率はうんと低く抑えられて、1曲1回の末端価格は30円くらいか。。。これは試聴の役目も果たしていて、本当に気に入った曲はiTunes Music Storeで買ってもいい。
  結果として消費は拡大。音楽産業としての利益額の規模は現状と遜色なし。音楽制作費の規模も従来どおり。CD製造プロセスの退場だけは、やむなし。

  ポイントは、1曲1回ごとに小額決済すること。これなら、繰り返し聞けばそれだけ料金を取れる。一度買ったら何度でも繰り返し聞けてコピーもできる現状と比較すると、繰り返し聞かれる曲の売り上げが大きくなって、公正でもあると思う。もちろん、本当に所有したい曲があれば、それなりの値段で買えばいい。

  平衡状態におけるフィージビリティスタディと、移行方法のふたつを検討する必要はあるが、まずはこんなビジョン。。ああ吹いてるうちになんだかやりたくなって。。きた?(笑)

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