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February 2004

2004.02.28

ブログ利用者急増

  「ブログ」サービスサイトへの利用者が急増との由。
  ネットレイティングスがblogの利用状況の公表をはじめた。それによれば、今年1月時点でのblog利用者数は、はてなが200万人、ココログが59万人。ここで言う「利用者数」はblog開設者と閲覧者の合計ということなので、実際の開設者はもっと少ないのだろうが、そうは言っても、サイトアクセスに従った広告モデルを展開する事業者にとっては、blogは気になる存在に違いない。
  ISPのような、接続事業者にとってはどうだろうか。接続事業にとっては、自社サーバの利用者は少ないほうが、設備投資負担が少なくてよいとする考えが基本だ。それだけで考えると、アクセスが集まるblogサーバの提供は、あまり嬉しくはないのかもしれない。
  しかし、blogサービスを先行して展開する利点は、いくつかあるように思える。
  ひとつには、blogは掲示板と違って、相互リンクやアグリゲータへのリンクが活発に行われるので、一旦開設したら簡単には移転できない点があげられる。獲得した利用者の定着にblogが大きな効果があるとすれば、先に会員を獲得した方が、はるかに有利に違いない。
  ふたつめは、集まった会員から、次のビジネスのヒントが数多く得られ、先行して利用者の囲い込みが望める点だ。ココログのサービスをTYPEPADと比べると、故意に機能を制限していると思える点がいくつかある。それも含めて、利用者から届く要望に注意深く耳を傾けていれば、ビジネスの種はたくさん見つかるに違いない。その中に、有料サービスとしても提供可能なものが見つかれば、他社より早く展開することができるだろう。他社が後追いする頃には、blogの会員定着効果により、有効な参入障壁ができているかもしれない。

  2点目のネットサービスの有料化は、今後特に注目したいところだ。blogはサービス有料化の端緒となるかもしれない。そして、blogの会員定着効果を考えあわせると、有料サービス会員の獲得に関して、blogサービスで先行する事業者が、大きなアドバンテージを握る可能性があるのではないか。

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2004.02.26

映画よもやま

  川崎のシネコン戦争のおかげで、いつも贔屓にしているチネチッタのポイントが、レイトショーや前売りでも付くようになっていた。以前は、正規の1800円のチケット以外ではポイントが貰えなかったのだ。ほとんどレイトショーでしか見ないので、サービス変更のおかげで、ポイントカードが俄然有意義になった。ありがたいことだ。これでますますTOHOシネマズとは差がつくな。
  TOHOシネマズは、チネチッタよりも立地は多少有利ななずだが、プログラムがチネとほとんど同じで、サービスは悪い(気がする)。客の入りを見ても、チネチッタの熱気とはかなりの差があるように感じる。

  運営側もそう思ったか、先週から、プログラムに工夫が見られる。チネチッタで懸けていないものを、上映しているのだ。昨日はそのうちのひとつ、「ヘブン・アンド・アース」を見た。
  中井貴一が遣唐使役で、しかしなぜかゴビ砂漠を舞台に馬賊と戦うという内容。中国製の映画なので、中国の有名俳優が中心なのは致し方ないが、倭国人が登場する設定といい、中井の起用といい、日本向けに売ろうとの意図が見える。お話はB級すぎて、中井には気の毒な感じがした。渡辺謙と比べてなおさらの感がある。
  とはいえ、TOHOの試行錯誤は評価できるので、今後もいろいろ試してみてほしい。

  と思っていたら今日、その中井貴一に、田園調布駅でばったり会った。あの駅には、こっぱずかしいデザインのゲートがあるが、そこの階段を上っていたら、階段の上に、ジモティ風の年配のご婦人と話をしている、体格のいい男がいた。なんだか見たことがあるなあと思ったら、中井本人。昨日、映画の中で見たばかりなので、何の違和感もなく、通り過ぎた。しまった。「いよっ遣唐使っ」とでも言えばよかったか。(笑)
  おばあさんとの会話は、ごく普通の世間話だったようだ。俳優さんだって普通の生活をしてるんだよなあ、と変なところに気がいった。

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2004.02.25

シニア・マーケティング

  シニア・マーケティングのメルマガを購読し始めたら、ちょっとキーになりそうな言葉があったのでメモ。

シニアマーケティングのキーワードは、”快””心地よさ””癒し””明るい明日”です。”ハードボイルド”はシニア・マーケティングのキーワードではありません。
  この文章は、映画「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」の50歳代向け割引キャンペーンについて、原題の「Once Upon a Time in Mexico」が”心地よい響き”であるのに比べて、邦題が”聞くからに、コワァ~い感じ”であることを例に引いて、シニアの好みを指摘している。
  ご自身も60歳で、シニアの仲間である、メルマガ発行者の高嶋さんは、さらに「パリ・ルーブル美術館の秘密」「ヴァイブレータ」のようなマニアックな映画を見に来る大勢のアクティブ・シニアを取り上げ、
残虐な事件が頻発している今日の社会。再び、若者を戦場に向かわせている社会にあって、映像の中であっても、残虐なことは見たくないのです。

「シャル ウイ ダンス」「たそがれ清兵衛」が、シニアの熱烈な支持を得ました。我々は、役所広司に、真田広之に、”ありたい自分”を投影したのです。

「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」は、50歳代の支持は得られないでしょう。

としている。納得できる見方だが、言われるまでは考えてみもしなかった。自分とは異なる層の好みを正しく推測するのは難しい。
  やはり、なまじアクティブ・シニアの好みを探ろうとするよりも、それを網羅できるコミュニケーションの仕組みを提供して、好きにやってもらう方が、ビジネスとしては無難で堅実と言えそうだ。

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ヤフーBBから個人情報流出

メディアがいっせいに取り上げている「ヤフーBBの顧客情報470万人分が流出」

  ヤフーもソフトバンクも敵が多い会社であり、社員の平均年齢が低いためか、事務処理が稚拙であったりするところもあるので、いろいろ批判されているようだ。しかし、色眼鏡をはずして見れば、ヤフーBBが果たしている役割は軽視できず、個人情報の扱いに速やかに習熟してくれることを期待したい。
  そもそも、自分の周りを見回してみて、個人情報保護の問題を真剣に考えると、他人の失敗を皮肉交じりに批判などしている余裕はないことに気づいたりする。

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2004.02.22

書籍・雑誌の貸与権

  少し前の話題になるのだけれど、blogを整理していたら出てきたので、メモ。

  「貸与権は報酬請求権ではない」「貸本・レンタルコミックだけなのか」などによれば、文化庁が行なおうとしている著作権法改正の中で、これまで認めてこなかった書籍・雑誌に対する貸与権の影響はかなり大きくなるようだ。
  この法案改正が通ると、まんが喫茶をはじめとする本のレンタルは、著作者の同意なしにはできなくなるらしい。「有料・営利」の場合はまあ、それを規制するのが法律の趣旨だろうから置くとして、例えば、喫茶店に置いてある週刊誌はどうなるのだろう。飲食店の有線放送は著作権料を支払っているが、それとの比較で考えれば、雑誌でも著作者の同意が必要になるのだろうか。程度問題だとすると、どの程度まで、同意なしでも許されるのだろうか。

  この件だけでなく思うのだが、法律をつくる側はできる限り厳しい解釈も可能なような法律を作っておき、零細な案件については黙認しよう、という基本姿勢が、最近の著作権にまつわる議論全般で感じられる。これは、事前調整から事後救済による社会への転換の一環だと思いたいが、それであれば、貸与権ではなく、請求権のかたちにするべきだろう。貸与権では強力すぎて、例えば思想信条を理由にして貸与に同意しないといった副作用も起きるのではないか。そこまでいかなくとも、いまだ権威主義が根強い社会の中では、名前の通った団体による貸与には同意するが、零細で無名の団体には(なんとなく)認めないといったことも起きるかもしれない。貸与権の濫用ということで争えばいいのだろうが、零細無名の団体にはそんな経済力はないのが普通だろう。
  書籍や雑誌に貸与権まで認めることは、バランスを欠いているようにも思える。

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ドッグ・ヴィル

  胸糞悪いとか苦痛だとかいう評価もあるこの映画。確かに、ちょっと長く感じる部分もあった。ハンディカメラの映像の手ぶれが効果的で、村人(を通して見える人間一般)の醜さや、ニコール・キッドマン演じるグレースの不安が強調される。でも、ちょっと眩暈がした。計算してやっているのだと思うのだが、映画館での大画面のブレは苦手。
  演劇のようなセットだけで話が進むので、まるでイソップの童話を読んでいるような気分だ。演劇と違うところは、映画らしいカメラワークがあることだろうか。
  ラストシーンでの車の中での会話が印象的だ。

  人の弱さを暴くことは傲慢か。。

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2004.02.19

留学生締め出し

  弁護士の紀藤正樹さんの記事「これでますます日本は嫌われる」によると、法務省は、不法滞在外国人の情報提供をメールで受け付けることをはじめたそうだ。不法滞在の外国人を減らすのが目的らしい。この記事を読んだときは、不法滞在では致し方ないか、などと安易に受け止めていたが、紀藤さん他の主張を読めば、そう簡単に片付けてよいものでもなさそうだ。日本のことを良く言ってくれる外国人が減る。日本のことを悪く思う外国人が増える。しかも彼らが母国に帰って、その悪い印象を広める。これが、最大の問題らしい。そのとおりだと思う。

  この問題は、JMMの海外レポートで、中国語圏の事情を送ってくれる、ふるまいよしこさんも、2月19日配信の記事の中で書いている。それによれば、日本のことを、中国国内で、中国の言葉で伝えてくれる人が減っているという。それも、空前の留学ブームによって、日本への留学生が4万人を超えるほども居る中での現象らしい。そうした状況にも関わらず、日本政府は、留学生を締め出すような動きに出ているとのこと。以下は記事から引用する。

ところが、今年4月から法務省による中国人留学生に対する滞在ビザ認可条件が引き上げられ、現在留学中の学生も含めて、300万円相当の預金残高証明の提出が義務付けられるという。300万円。これは中国では大都市の一等地に立つ高級マンションの頭金に匹敵する。つまり、日本に留学に来るのなら、北京で高級マンションを買えるくらいじゃないとダメ、という話になる。
しかも、やることが殊更にいじきたなくて、こんなことも要求しているらしい。
さらに過去3年間の収入状況を確認するために銀行通帳のコピーまで付けなければならないそうだ。これって、個人のプライバシーの侵害にはならないんだろうか?
  このセンスはいったいどうしたことだろう。。ナショナリズムとか偏狭な民族主義とか言う前に、貧乏な国から学びに来る者に対する、これが経済大国の仕打ちなのだろうか。日本のことを伝えてくれる人材が減っていくことを憂えて、記事はこう結んでいる。
これでいいんだろうか? このまま留学生の枠を狭めていって、本当に適材が集まるんだろうか? 人材ってマンションを買うように買えるんだろうか?

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2004.02.17

電話録音の公開

  某ITベンチャー企業と某金融ベンチャー企業の間で、もめごとがあるそうだ。ITベンチャー企業側が、携帯でのやりとりの録音をホームページ等で公開したりもしているらしい。もめごとそのものについてコメントする気はないのだけれど、電話のやりとりを録音して公開することについて、考えたことを記録にしておきたい。

  従来の感覚では、企業間でのやりとりは取引上の秘密として扱い、利害関係のない第三者、ましてや不特定多数に対して公表するなど、ありえないことと考えられてきたと思う。事実、今回の件でも、「会社つぶしてもいいんだぞ」との発言をしたとされる金融企業側は、「守秘義務に反する」旨の反論を行っているという。
  しかし、守秘義務を最上位に置く規範が、例えば総会屋による企業への恐喝をやりやすくしたのではなかったか。また、社内で行われた違法行為を社外には漏らさず処分するなどの行為にも繋がっていたのではないか。
  そう考えると、守秘義務の規範は絶対ではないとする価値基準が、広がり始めているようにも思える。特に、違法行為や反社会的な言動に対しては、むしろ積極的に公開すべきという規範が新たに認知される可能性があるのではないか。この規範(行動基準)は、力のない側が、公共の価値観を味方に付けて、力ある側に対抗する手法として、今後定着しそうな予感がある。
  東芝ユーザーサポートの不手際の件は個人対企業の構図だったが、企業対企業でも同様の構図が広がるかもしれない。

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2004.02.14

失くしてわかる有難みBB

  10日に引越しをして、前の家を賃貸に出すためにきれいに掃除したり、新しい家のガスやTVの追加工事を手配したりで、ここしばらくパソコンに触れなかった。しかも、ADSLの切り替えに日数がかかるようで、19日まで使えない。ノートパソコンのAirH"で凌いでいるが、やはり不便。ブロードバンド常時接続を経験してしまうと、とてもじゃないがもとの環境には戻れない。体験すればよさがはっきりわかる商品だ。Yahoo!BBの、モデム無料バラマキ作戦は大正解だった理由がこれか。

  ネットなしの生活も辛くなってきたので、図書館に出かけてネットにアクセスする。ここでは家にあるのと同じモデムが15台ほどのパソコンを束ねているようだ。同時に15人全員がアクセスするわけでのないから、これでも十分使える。
  しばらくぶりで見るネットは、やっぱりネタが新鮮(^-^;

  Windowsのソースが流出したりしているらしい。セキュリティホールの問題が本当に深刻ならば、確かに影響は大きいが、何度かウインドウズアップデートがあって、それでお仕舞いになりそうな気もする。

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2004.02.12

「選択と集中」対「リスク分散」

  吉野家の牛丼が販売休止になるそうだ。話題性があるのかもしれないが、日経の一面に入れるほどの話なのかやや疑問を感じる。
  それはさておき、この件は、経営書などが礼賛してきた「選択と集中」のデメリットを示している。(営業)利益率20%は立派な成績だったが、牛肉調達ルートのリスクが裏にはあったわけだ。
  事後的に、リスク分散すべきだったという議論や主張は、このケースでは無意味だと思う。リスクをとり、リターンを得てきただけのことなのだから。

  目を転じて、同じ大衆向け飲食業のドトールコーヒーを考えてみる。180円低価格帯の「ドトール」と250円中価格帯の「エクセルシオール」の2系列を展開している。以前、スターバックスが日本に上陸した折に、ドトールの社長さんの「エスプレッソが250円で需要があるとは(誤算だった)」との発言が新聞に載り、同時期からエクセルシオールの展開が始まったわけだが、ではエクセルシオールに一本化するかというと、そうでもなさそうだ。
  こちらは、リスク分散のひとつの手法と見ることができるのではないか。利用客層がどちらの系列に流れるのかは、時代と共に変化するのだろう。もし中価格帯のエクセルシオールに一本化した後で、低価格帯に需要が流れたら、その需要を逃がしてしまう。その点、価格帯の異なる2系列を維持しておけば、取りこぼしを防げる。
  もちろん、低価格帯だからといって、そのまま低価格に甘んじていてよいわけではない。ドトールでは、従来の180円を「Sサイズ」と言い換えて、新たに230円の「M」、さらにその上の「L」などのメニューを設け、店員が必ず「普通サイズのMでよろしいですか」と念押しをしてくるようになった。顧客単価をなんとか上げようとの努力なのだろう。
  低価格志向の需要の受け皿を残しつつ、(客に隙があれば)中価格の商品を買わせようという、抜け目無く粘り強い戦術だ。ドトールの方法の方が、リスクを分散しつつ、利益も上げていく点で、安定性、継続性には勝るといえる。

  とはいえ、客の方としては、いつもいつも「Mでよろしいですか?」「いや、Sをください」と言い返さなければならず、うっとうしいことこの上もない。もうドトールはやめて、ベローチェかサンマルクカフェに絞ろうかな。(笑)

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2004.02.11

EUと地中海世界

  イラクの話の影に隠れて、パレスチナの話は最近影がうすいけれど、そのパレスチナ紛争の当事国であるイスラエルとパレスチナが、EUに加盟する計画がある「かもしれない」らしい。(わずらわしい表現だが、「あるらしい」と言い切れないので)。田中宇さんのメルマガで今日配信されてきた記事に詳しく書かれている。田中さん自身もこの話に驚いて、別記事を配信する予定を変更して、この話題を取り上げたとのこと。確かに驚くべき話だ。

  ちょうど、遅ればせながら「ローマ人の物語」の12巻を読んでいるところで、現代のEUと古代のローマが、地中海世界という版図を持つという点で共通する話だなあと、反応している次第。
  非キリスト教国であるキプロスやトルコを飲み込んで、さらにアラブをも吸収していくとしたら、EUはかつてのローマ帝国以上の広がりを持つことになる。ローマ帝国と対峙した当時のオリエント世界は、絶対専制君主国家であったわけだが、今日、アラブ世界がEUに加盟するとすれば当然、政体を変えざるをえないだろう。
  そのあたりの事情について、田中さんの記事では、イラク、シリア、サウジ、エジプトの現体制の弱体化と絡めた見方を提示していて、興味深い。

  それにしても、EUが地中海世界全体に拡大するとしたら、世界はずいぶん違った感じになるのだろうなあ。

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2004.02.10

米タワーレコード倒産

  米国のタワーレコードが米連邦破産法11条の適用を申請した由。asahi.comの記事から。

(※2004.4.5追記※ このページに、http://ime.nu/hski.air-nifty.com/weblog/2004/02/post_7.html というページからリンクが張られている。アダルトなページのようだが、なぜそんなところからリンクが張られているのだろう。アダルトサイトもタワーレコードの倒産や音楽販売のビジネスモデルに興味があるのかもしれない。それはそれで結構なことだ。(爆) だれかの単なるいやがらせか、間違いかもしれないので、実害もないことだしとりあえず放っておこう。)

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2004.02.06

日本語自然文検索

自然言語で検索できると謳ったサービスがはじまった。
日本語自然文検索

さっそく試してみた。

「日本の首相は誰?」
  小泉純一郎(にちがいない)   おみごと。

「中国の国家主席は?」
  江沢民(かもしれない)   古いぞ(笑

「世界一の美女は?」
  雑文集.HOME→雑文集(じゃないよね)
  ルーシー・リュー(じゃないよね)      どういう趣味だ(爆

「ミスユニバースは?」
  Yahoo! JAPAN - ミス・ユニバース・ジャパン特集    ずるい。逃げたな(笑

という結果でした。

役に立ったかどうか回答できるところを見ると、学習型と思われるので、日本中の暇人と物好きがよってたかって鍛えれば、使えるようになるかも。

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アノミー

  理系出身でかつ政治にはまったく疎い(高校の教科書、それもうろ覚えレベル)私にとっては、わかりやすくまとまっていてありがたい一冊。「試験のための政治学 浅羽通明 早稲田経営出版
  もっとも、アマゾンのレビューによれば、「公務員試験に合格するためだけを考慮した」本らしい。まあ、それでも知らないよりは知っているほうがいいだろう。

  この本で紹介されているいろいろな政治的人間像のなかから、自分に近いものをあげるとすれば。。。アノミーかな。著者によれば

デュルケムは「社会分業論」のなかで、正常な社会とは社会的分業が相互に機能的に依存しあい有機的連帯が生じる社会であると捉え、近代産業社会の発展は諸機能の不統合をもたらし弱肉強食の対立、抗争が続く混沌状態=アノミーを生んでいることを指摘した。
さらに著者は、D・リースマンを引いて、「ある時代の社会的パーソナリティに適応できないゆえの人格の不統合をアノミック型と呼ぶ」という。例えば、「他人指向型が主流である大衆社会では、他人との同調がうまくいかないと、人格がアノミーに陥る」らしい。

近い。近いなあ。やばいです。(笑

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2004.02.04

勇み足で不正アクセス4

  office氏が逮捕された由。asahi.comの記事「CGIの欠陥突き情報引き出した京大研究員逮捕

  この逮捕から思うのは、インターネットをユートピアと見る思考に基づいた逸脱は、さすがに許されなくなりつつあるということだ。もう現実世界の法律や規律によって制約を受ける時代になってきたと思う。セキュリティに関しては特にそうだ。この件について逮捕されたoffice氏がとるべきだったと思う行動は、以前の記事でも少し触れた。

  反面、ネット的な考え方の幾分かは、実社会に反映もしていかなければならないとも思う。著作権に関する事柄は、この部類に入るのではないか。

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共同体なき者の共同性

正義論/自由論 土屋恵一郎 岩波書店」の中でみつけた言葉。記憶のためにメモ。

著者は、共同体の暴力を否定しつつ共同性をつくる方法を、

様々な(個別の物語を)持った者が集まるにしても、決して一つの大きな物語に収斂されてしまうことがない。それぞれの物語の断片を結びつけながら、いわば「人生のコラージュ」を作るのだ。
と表現している。
相互のアイデンティティごとに組織が形成されるのではなく、むしろ、アイデンティティを越えた場所に、新しい共同性と公共性を形成することが求められるだろう。
もっといえば、相互のアイディンティティのなかに入り込み、他者の問題を自己の問題とする、政治的な想像力が、そこからは生まれることだろう。
とも言っていることから、政治への無関心や無政府主義とは違うことは明らかなのだが
精神の態度として常に「無縁」の状態をたもっていなければならないのだ。
と、個人を、従来の共同体から切り離したものとして見、接することを説いている。国家主義とも社会主義とも違うリベラリズムという政治哲学がその背景にあり、日本ではまだはっきりした勢力として形成されてはいないという。

自分はなんとなくリベラルというものに近いなと思ってきたので、こうしてことばで定義されてみるとなるほどと思う。
1995年に書かれたこの本と著者の考えが、いまどうなっているのかもチェックしたい。

と思ったら、続編らしきものがある。「正義論/自由論―寛容の時代へ 岩波現代文庫

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2004.02.02

CD退潮と音楽産業リストラ

  CD販売の退潮についての朝日新聞の記事は衝撃的だ。江坂さんのblogより「シングルCD販売、98年の2/3
  しかし、やや揚げ足取りになるのを承知で言えば、江坂さんの言う「凋落」という言葉には抵抗を覚える。
  他の業界では当然のように行われているリストラクチャリングが、この業界でも、外圧によって否応無く進行中ということだと思う。「凋落」と少し違う点は、リストラ後に、新たに産業として再生する可能性があると期待できることだ。音楽そのものが滅びるとは考えにくいから、リストラが一段落したら、新たな市場開拓で攻めに転じることもできるのではないか。


  以下は、音楽産業再生の、ひとつの能天気な見取り図。
  例えばカフェでオレンジジュースやカフェオレを注文しながら、好きな音楽も注文できたら楽しいじゃありませんか?(個別サービス化) テーブルに張られた電子ペーパーに今日のメニューが出て、触れるだけで簡単に注文。今日のお勧めなどもメニューにあったりして。(広告モデルも共存可) 指向性の音波発生器から、2人の耳だけに届くように調整された音楽シャワーが降り注ぐ。
  その著作権使用料はDRMで漏れなく自動徴収されるかわりに、料率はうんと低く抑えられて、1曲1回の末端価格は30円くらいか。。。これは試聴の役目も果たしていて、本当に気に入った曲はiTunes Music Storeで買ってもいい。
  結果として消費は拡大。音楽産業としての利益額の規模は現状と遜色なし。音楽制作費の規模も従来どおり。CD製造プロセスの退場だけは、やむなし。

  ポイントは、1曲1回ごとに小額決済すること。これなら、繰り返し聞けばそれだけ料金を取れる。一度買ったら何度でも繰り返し聞けてコピーもできる現状と比較すると、繰り返し聞かれる曲の売り上げが大きくなって、公正でもあると思う。もちろん、本当に所有したい曲があれば、それなりの値段で買えばいい。

  平衡状態におけるフィージビリティスタディと、移行方法のふたつを検討する必要はあるが、まずはこんなビジョン。。ああ吹いてるうちになんだかやりたくなって。。きた?(笑)

過去の参考記事

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2004.02.01

中小企業の生き方

とてもいいことばを見つけたのでメモ。

中小企業が健全に生きていくためには、商売のドメインの切り替えが非常に大事です。将来の動きを予測して、仕事の方向性を大胆に切り替えることが必要です。私達は無闇に競争して勝ち残ろうなどとは露ほども思いません。競争などというものは、体力のある大手企業にやらせておけばいいのです。儲からなければさっさと引いて、別の仕事に乗り換える機敏さが、中小企業の大きな武器です。

日経本紙の記事から。「百万分の一の歯車」で著者の松浦元男・樹研工業社長が言っている言葉として引用。
もちろん、この言葉の裏にはものづくり現場に蓄積された技術、技能があるのだが。

ビジネススクールで教わったことが、もうひとつしっくりこなかったのは、それらが大企業向けの競争のやりかただからだったのではないか、と思った。

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陪審コンサルタント

  「ニューオーリンズ・トライアル」は、陪審コンサルタントという職業をテーマにした映画だ。そんな職業があるのかどうか知らないし、映画で見る限りでは違法行為なしでは務まらない仕事のようだ。なにしろ、中立であるべき陪審員に影響力を行使して、判決を有利に導くという仕事なのだから(笑。
  現実にある職業かどうかは置くとして、映画では陪審制度の問題が取り上げられている。米国人自身も、この制度に問題がないと思っているわけではないことがわかる。提起された問題点は、「思想信条が公平中立な陪審員などいない」「召喚されると生活の妨げになる」「金や脅迫で陪審員が操られる危険がある」など。
  そうした問題点があるにもかかわらず、米国の陪審制度が、有罪か無罪かの判定を陪審員だけに預けていて、判事はそれに関わらない。民主主義やコモンセンスを信じるという強い意志があるのだろう。

  映画の方は、陪審制度と銃規制の問題を絡めて、うまくできている。陪審員を操ろうとする主人公達の動機付けとして、銃製造会社側の陪審コンサルタントの暗躍を阻止するという点を持ってきたのはうまい。その主人公たちが、学校内銃乱射事件の犠牲者だという設定も、動機を強く補強していて説得力がある。なによりも、銃製造会社が被告という設定は、裁判を裏で操る陪審コンサルタントという職業の存在にリアリティを与えている。本当にありそうだ(笑。
  コンサルの暗躍までいかなくても、銃乱射事件で銃製造会社の罪を問うという訴訟は、ありそうにも思える。実際はどうなのだろうか。

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