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2004.01.24

「リクルート」

  「リクルート」はスピードを感じさせる。というと語幣があるだろうか。ハイスピードアクションとはもちろん違う、いろいろなお話の分岐を匂わせて、観る方を退屈させない。一線を退いた新米相手のCIA教官役アル・パチーノと、才能ある新人役のコリン・ファレルの組み合わせがいい。ファレル演じる新人の父がCIAのエージェントとして謎の最後を遂げたことが話の切っ掛けではある。しかしそれにはほとんど触れずに、過酷なスパイ教育の過程と謎、生徒どうしの信頼と騙しあいの果てに明らかになる*あること*に焦点を絞って、密度高く仕上がっている。ケビン・スペイシーがよかった「交渉人」をちょっと思い出した。似たような雰囲気の映画。
  コリン・ファレルは「フォーン・ブース」でも、ほとんど一人芝居とも言えるハ-ドな役をみごとに演じていたけど、ここでもまた高品質の演技を見せてくれる。ちょっと暗めで神経質な役が似合っているのかも。恋愛の主人公には今のところ向いてないな。。
  上映期間が短いので興行的には失敗なのかもしれないが、フォーン・ブースとともにお勧め。

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