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2004.01.08

Googleの公共性

  「圏外からのひとこと」はいつも新しい気付きをくれる。「Google八分の刑」という難問では、Googleの権力の隠れた危険について指摘があった。その村八分が実際に始まったらしい。「リアル「Google八分」?」でその事例があがっている。レッシグ教授の言う「コードによる支配」の新たな実例か。

  それにしても、事実上の独占企業によるこの種の行動は、不公正競争とか、営業妨害とかにあたるのだろうか。
マイクロソフトが、Windowsデスクトップに置かれるアイコンに影響力を行使したときは、不公正競争という理解だったか?
  Googleの権力はそこまで強くないとの考えは楽観的過ぎるかもしれない。梅田さんのコラム「GoogleはインターネットのOSになるか」では、Googleがネット上の全てのコンテンツをWRAPする可能性について、複数の意見を紹介している。もしここで言われているイメージが実現すると、Googleの権力はマイクロソフト以上になるかもしれない。

  梅田さんのコラムではまた、Googleが、コンテンツを選ばない非常にシンプルな仕組みであることにも触れている。その点に着目すると、Googleは、通信キャリアのような中立的な性格を持つ(べき)ものでもあるのではないか。そして、通信キャリアが通信の秘密を守る義務を負わされているように、Googleに対しても、コンテンツの性質によって対応を変えることがないように、求めていくべきなのではないか。

  公共とは何か、という古くからの問題が、ネット上でも繰り返し問われそうだ。

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