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2003.12.21

個人情報保護法施行前夜

今年の春可決された個人情報保護法が、来年4月から施行される。それ関係で、わかりやすい本を見つけたのでメモ。

「新法解説 個人情報保護法入門」 岡村久道 商事法務

▼OECDプライバシーガイドラインとの関係
▼セクトラル方式の法体系
公共と民間部門とに分けられた法体系。←→オムニバス方式
▼法の目的
「個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護すること」
個人の権利利益の保護。→範囲の広い定義。
個人情報の有用性との間で調整が行われるべきこと。
▼保護の対象
○個人情報:生存者の個人識別(可能)情報
○個人データ:個人情報データベース等を構成する個人情報
○保有個人データ:個人データのうち、取扱事業者がRW権限などを持つもの
○機微な個人情報
○プライバシーの権利の保護対象となる個人情報
▼基本理念
○利用目的にによる制限
○適正な取得
○正確性の確保
○安全性の確保
○透明性の確保
▼取扱事業者の義務
○適用除外:報道機関、著述業、研究機関、宗教・政治団体

などなど。
企業の具体的な対応方法も多数記述されていて、実際的。それにしても、委託先からの情報漏えいは、今後もなかなか無くならないだろうな。漏洩1件あたり、損害賠償金額が15,000円*として、たった1万件の漏洩で1億5千万円の賠償だ。どうしろ、と。。。
でも集団訴訟専門の弁護士には、おいしい話になるんだろうか(笑)。

* 宇治市住民基本台帳データ漏洩事件の判決より

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