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2003.12.14

格安CD逆輸入

格安CD逆輸入、規制めぐり激論 業界と消費者団体対立
スラッシュドットJPの記事はここ

  記事によれば、中国で販売されているJポップなどの正規版CDの輸入について、規制を求める業界団体と反対する消費者団体が対立、文化庁が国民にこの件の意見募集を始めたという。
  この規制がもし実施されると、国内事業者保護の点で関税と同じことになる。そうだとすれば、グローバル化に逆行した、時流に逆らう施策なのではないか。

  記事によれば、
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文化審議会著作権分科会は、04年通常国会で法改正する方向で議論を重ねてきた。

 委員の一人で「ロンリー・チャップリン」などのヒット曲で知られる作詞家の岡田冨美子さん(日本音楽著作権協会理事)は「日本の知的財産保護の根幹にかかわる問題で、安ければいいという論点はおかしい」と法規制の必要性を訴えた。
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というが、私は、著作者の権利とレコード業者の著作隣接権とを分けて考えたい。

  ひとつのアイデアだが、著作者への報酬は1曲売れるごとに定額で入るようにして、レコード業者のような製造販売事業者の価格設定は、通常の資本主義の競争の土俵に立つようにする、という方法があり得るのではないか。
こうすれば、グローバル化がすすむ社会の中で、著作者に対してはその利益を守りつつ、単なる製造販売業者であるレコード事業者に対しては、製造業と同じように、国際的な競争の中で、消費者の利益になる行動をとるように促すことができるのではないか。そうすれば、レコード業界などの体質改善を促し、長期的には、彼ら自身の利益にもなるのではないのか。

  もしこのまま、高コスト高価格体質に安住し続ければ、日本のレコード業界の存続は難しくなっていくのではないか。それを避けるためにも、レコード業界にはぜひ、国際競争の中で打ち勝てる強い体質に変身してもらいたい。


「著作権保護−消費者利益保護」軸のほかに、「内外価格差維持による国内業者保護−自由貿易推進による消費者利益保護」軸についても考えなければならないということか。

※※
この論理でいくと、デバイス内蔵のリージョンコードにも同じ問題がある。そうすると、この論理は、リージョンコード支持のハリウッドに対しても向けられなければならなくなるのかな。。しんどいなあ。。

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