2019.01.20

「ミスター・ガラス」

「アンブレイカブル」、「スプリット」と、どうもよく呑み込めないまま来た、完結編たる「ミスター・ガラス」。

・・そういうお話だったの。

シャマランの作品には、巧妙な風刺がいつもあると思うのです。
例えば、「ヴィジット」は一見ホラー仕立てだけれど、その実、高齢者のボケとか徘徊とかを強烈に風刺して、ほとんど怖い中にコメディ味を滲ませたりしている(と私は思っている)のですが、本作にも、そういう巧みな風刺がありそうです。

人は埋もれた才能をずいぶん押し殺して生きています。それがうっかり花開いたりすると都合の悪い人たちがいて、日頃からそういう人達に抑圧され、洗脳されて、誰もがごく平凡な人間にすぎないと思い込まされていて、挑戦の芽を摘まれているのです。インボーです。彼らはあなたの隠れた能力を闇から闇に葬ろうとしています。負けてはなりません。

ほらほらそういわれると、風刺に思えてくるでしょ?

それにしても、それを言うためにこの三部作を長々とやってきたのかと思うと・・そしてそれにまた付き合わされたと思うと、「またしても、やられた」感が募るわけです。

どの作品も、風刺に妙に実感がある気がするのですが、もしかすると、監督の原体験なんでしょうかね。

ブルース・ウィリスも、ジェームズ・マカボイも、そしてもちろん、サミュエル・L・ジャクソンも、お疲れさまでございました。

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2019.01.19

「マスカレード・ホテル」

東野圭吾原作は当たりはずれが結構あるけど、本作はまあまあいい出来。
殺人事件の謎解きというのはむしろお話の背景で、描かれているものは、ホテルという非日常空間の人間模様。それを従業員という裏方の目から見せている。これが割と面白い。「The有頂天ホテル」とも共通する賑々しい感じで進行する。

ホテルマンの哲学のようなものも随所で語られていて、刑事役の男がそれを学んでいくプロセスも見られて、二度おいしい。木村拓哉がいい味出してる。

エピローグは、正直、蛇足だなとおもったけれど、まあフジテレビってこうだから仕方がない。それを除けば、いいんじゃないでしょうか。

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2019.01.11

「蜘蛛の巣を払う女」

スピード感のあるアクションがすばらしい。
そして命を的のシーソーゲームの末に主人公側が追い詰められた後の、秘密兵器による鉄槌に痺れます。いや、そんなとんでもない武器をどこから調達したのよという感じで、ズガーン、ズガーンという銃撃音が腹に響きます。「ザ・コンサルタント」でもこれ見たなあ。カタルシス満点です。

もっとも、シーソーゲームの最中に、何度も相手にとどめを刺す機会はあったわけだから、もっと効率よくやっつければいいのにと思わなくもない。まあ、それをしないのが、冷徹なように見えて情を知るリスベット・サランデルであり、ドラゴンタトゥーの女の物語なんでしょうけどね。やってしまったら、妹と同じ人種になってしまう。

その妹カミラが、本作のキーです。前半は表に出てこないのですが、後半にかけて、加速度的に存在感を高めていきます。ロシアマフィアのボスらしく冷酷な顔、姉妹の過去を振り返るときの哀愁を帯びた顔、人を騙すときの昏い喜びに満ちた顔、サイコパスらしい無表情な顔、様々に使い分けるシルヴィア・フークスさんの演技、素晴らしいです。本作は、アクションもすごいけれど、この姉妹のドラマもしっかり作られていることで、アクションとドラマの高度なバランスを達成していると思います。

父親による成人前の娘たちに対する虐待というのは、欧州の北半分くらいでは割とよく使われる材料という印象ですが、この作品ではその描き方も上手い。虐待の場面自体はもちろん描かないのですが、それを予感させるシーンとして、全身タトゥーの母親らしき全裸の美女がちらりと廊下の向こうに消えていくシーンを挿入しています。たったそのワンカットだけで、ああ、この父親はそういう奴で、母親は子供たちを護る気はないのだという絶望が理解できます。

ほんと上手い。サイコーです。

世界中の核兵器を操作できるとてつもないソフトウエア、とか、北欧と米国とロシアのパワーゲームとかは、お馴染みの小道具ですが、本作では、結局ロシアが敵で欧州と米国は共闘するのかと、そう思わせておいて実は、北欧はロシアとつるんでいるとか、目まぐるしく展開していく話の筋が楽しいです。飽きさせない。

そして、最初に描かれた、女性たちに対する人権蹂躙に裁きを下すリスベットの姿から、最後に、その殺人鬼である妹こそ、蹂躙された女性たちの象徴であることに気付かされて、なぜ助けにこなかったとなじられてたじろぐリスベットまで、見事にお話は回収されます。
問い詰められたリスベットが最後にカミラに言った一言は、とても重いものだと思います。

いろいろな点で、高度に練り上げられ複合された作品で、2時間たっぷり身じろぎもせずに観て、たいへん満足でした。


あそうそう、原題は、”The Girl in the Spider's Web” なので、これは蜘蛛の巣の中の女、むしろカミラを指しているように思えます。リスベットはもちろんシリーズものの主人公ですが、この作品の中心にはカミラが居るので、原題のままでよかった気もしますが、邦題は「払う女」として、リスベットを指すように変更しているように見えます。
まあ、その方が確かにタイトルの語感としては良いかもしれませんね。

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2019.01.09

「ANON」

映像全体がスタイリッシュでかっこいい。「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督作品ということで、満員大入り。

ガタカも本作も、色調抑え目のストイックな感じが全編に漲っていてよい味わいです。この監督、「ターミナル」も手掛けているので、必ずしもいつもストイックでスタイリッシュな映像ばかりというわけでもなさそう。芸の幅が広いんでしょうかね。


さて、「視覚をハックされる」という表現は、我々日本人は攻殻機動隊でお馴染みだけれど、いざ映像としてみせられると、なかなか新鮮です。ビデオゲームの一人称視点で、他人の目から自分が見えている、という状況下で、銃を向けられて犠牲者が恐怖でパニックを起こす様子が、真に迫っています。

データ検索は、視線や光彩のわずかな動きで制御して、出力は3Dのベクトル画みたいな簡素で高速な印象を与える像で、これもセンスいい。


お話としては、記憶と記録の共存というテーマが興味深い。記憶は消すことができないが、記録は消したり改竄できてしまう。すべての記録が電子化された世界で、ハッキングによって消された記録と、生身の記憶とのギャップからくるストレスが、物語を駆動する。

記憶は消すことができないから、人のアイデンティティは失われない、はずなのだが、全面的に依存していた記録が消えてしまうと、いいようのない不安や悲哀が頭をもたげてくる。今だって、例えばアルバムを捨てられないということは、ありますよね。まあ、そういう感じ。

もうひとつのテーマは、お馴染みプライバシー。この作品世界では、プライバシーは不道徳なもの、良くないものと考えられていて、犯人はそれを嫌って、ハックを仕掛ける。まあ、ありがちといえばそう。

プライバシーの闇のなかから、ぬっと現れて犯行に及んだあと、記録を消去することで証拠隠滅し、また影の中へすっと隠れてしまう。そういうステルスな存在の、不気味さと人間らしさをともに掬い上げたような作品でした。

自分でも、まとまりのない感想だなとは思いますですはい。

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2019.01.05

「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」

いやこれ紅白に出したらいいんじゃないの。
下手なリアル歌手より良いです。

冗談はさておき。
歌あり踊りありドラマありの自分探しと成長物語。出演はすべて女の子。中学1年から3年まで+α。学園生活はなし。

作中ではスクールアイドルと言っていて、最近有名になった大阪府立登美丘高等学校ダンス部を、もう少しアイドル寄りのソフトなタッチにしたようなもの、でしょうか。それをアニメで。台詞はあくまでもクサく。

最近よく聞く二次ってこれのことなのか。そういえばタイトルにも虹って入ってるな。とか余計なことを考える余裕もないほど、話の展開に追いまくられます。ストーリーがちゃんと練られている。

こんなのがこれからAR技術に乗ってやってくるとすると、これはいろいろアブナイw ハリーポッターの次くらいにはもう題材候補に控えていそうです。

劇場をざっと見渡すと、観客はほぼ全部ぼっち風の男ばかり。なるほどそういうカテゴリなんですね。

知り合いが、これとかWUGとかの追っかけみたいなのをやっていて、これは彼ならハマっても不思議はないと思いました。彼は既婚者なんですけどねえ。そういうのは珍しいのかどうなのか。

私はどうも、あのアニメキャラの不自然な声の調子に馴染めないので、感動もそこそこですが、まあ悪くない。

しかし、です。公式サイトで声優さんを紹介するのはいいんだけど、アニメキャラが中学生だからって、30代くらい(に見える)女性にセーラー服着せた写真載せるのはやめましょうね。アブナイ何かなのかと思ってしまいます。

というわけで、いろいろアブナイけどパワーはある、そんな作品でした。

1か月フリーパスもこれでおしまい。来週からはまた普通のペースに戻ります。

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「シシリアン・ゴースト・ストーリー」

映画評を読むと素晴らしい作品のようにいろいろな人が書き立てている。
私はそれほどとは思わなかった。

幻想的な映像は確かにそうだが、特筆すべきものはない。
お話はファンタジックだが、そのベースが昏過ぎる。

これが実際にあった事件に基づいているということを、映画の最後にスクリーンで知って衝撃を受けた。

そんな陰惨な事件を元に、紡いだ幻想的なストーリーって、お前らその受け止め方は正気か。

13歳にしては大人びているが、やはり考えも行動も子どもだ。もう少し何かやりようはあっただろう。いや、ないのだろうか。親ですら味方ではないシチリアでは。

南イタリアのそういう空気が、どうにも呑み込めない。
近代国家の殻を纏っているが、実は古い部族社会の掟が支配している社会というものが恐ろしい。

日本の田舎はこれほど酷くはないと信じたいが・・

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2019.01.03

「旅するダンボール」

いやー。本年初っ端からすげーいい作品見ちゃってしあわせ。
<段ボールアーティスト>島津冬樹のドキュメンタリー。

人が価値を生み出すとはどういうことか、ということを、シンギュラリティが視野に入ってきたこの時代に、くっきりと示してくれる良作です。

私のようなおっさんは、ダンボールアーティストというと日比野克彦なんだけど、その当時は、ぎらぎらした暑苦しい奴が変なことしているくらいの認識だった。たいへん申し訳ない。

でも、彼のようなダンボール愛は、実は多くの人が持っている普遍的な感性でもある。何の変哲もない素材が、人が少し手を加えることで、人々が共感する価値あるものに突如変貌する。そのダイナミックな過程に、真に人間的かつ創造的なるものを見出して、人は感動するのだ。

この映画の島津冬樹さんは、日比野さんとは違って、スマートですっきりした感じ。言っていることも比較的すんなり腹におちてくる。全く無意味なオブジェではなく、財布という実用性を持った形にすることで、独りよがりで先鋭的な芸術の匂いを消しながら、人と人の関わりという本質にマイルドに気付かせる。これこそがアート。

平成の停滞を通じて我々一般大衆が得たこの心境の変化が、つまり時の流れであり、文化の成熟ということなんでしょうかね。世界の潮流でもある。

この島津さんの内心が実はどうなのかはわからない。
けれども、それに関わりなく、映画の作り手は巧みにひとつのストーリーを提示する。

はじめは、ダンボールに印刷された様々な絵柄や色合いに美を感じ、そのデザインの背景に知られざるストーリーを空想する、少年コレクターの姿を描き出す。

続いて、そのデザインをまるで写真家のように切り取って、財布という別の姿に再生する、クリエイターへと進化させる。

さらに、その創造的な活動に取り憑かれて、ダンボールデザインのルーツを探す旅を重ねるうちに、人に歴史ありみたいな感動物語に偶然立ち会って、話は最高潮に。この辺り、かなり日本的なしっとりした感性。

そして、活動の舞台は世界へと広がり、少年が取り憑かれているものに、アップサイクルという言葉と理念を与える(そういう概念を初めて知りました)。このあたりは西洋的な知性。

途中、実は最大手の広告代理店にしばらく在籍していたことや、そこでの常人離れした行動と周囲の反応なども交えて、この島津という人物の像に奥行きを与えるのも忘れない。

淡々と事実を追うだけのドキュメンタリと違って、エンタテイメント性にも気を配っている。

テーマよし、物語よし、感性・知性ともよしの、満足度の高い1本でした。

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2018.12.31

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」

大晦日に映画見に行くわたくしも酔狂ですが、見てよかったです。
キワものかもなあと不安でしたが、見終わってみればいろいろ思うところもあって、良作でした。

はじめのうちは、この主人公のわがままぶりに、少しやりすぎなんじゃないかと反感を覚え、ボランティア役の高畑充希に同調したりするのですが、どうして、それは導入にすぎません。

そこから徐々に、身障者と健常者の立場の違いを見、それを越えて、同じ人間だろうという主人公の言葉に頷き、しまいには、確かにこいつの生きようとする力に自分はとうてい敵わないなと思い始めるのです。

あーびっくりした。
言ってはなんですが、こんなパワーのある人間が健常者として身近に居たら、うざくてたまらんだろうな、と不謹慎ですが思ったりしました。

それにしても、言葉を話す、言葉が通じる、ということは、人が人と助け合って生きていく上で、とてもとても大切だなと思います。

今年最後がこれでよかった。

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「ヘレディタリー 継承」

屁が出たりーするわけじゃなくて、首がもげたりーします。まあ、カルト映画ですかね。怖いか、と言われると、手加減してるなという感じです。

本当に怖い映画をつくることは、もちろんできるのでしょうけれど、やりすぎると公開できないし、人も集まらないから、程よい匙加減が必要です。この作品は、そこをよく弁えています。

登場する大人は、さして怖くないです。怖いというより、獰猛とか狡猾とか・・異常とか。よくそんな変顔つくれるなあんた、という感じ。

ただ、女の子は・・・ちょっと怖いです。こういう子が本当にいたらね。これは演技なんでしょうけど、そうだとしたら凄い才能のある子役です。ミリー・シャピロちゃん16歳。画像を検索すると・・うん、怖くする素地はあるとは思いますね。でも笑顔は可愛いですから、やっぱり演技力の賜物なんでしょう。


はじめのうちは、心の病が遺伝するお話かと思いました。ばらまかれた伏線は、そういう方向を指していますから。
でも、降霊とかなんとかが出てきて、ガラスのコップが恥じらいもなくごりごり動いてしまったあたりから、カルト方向に怒涛の進撃がはじまります。

でも怖いとカルトは違うんですよね。怖いは不可知を基礎にしているけれど、カルトは所詮人の営為です。人には人の力で対抗すればよろしい。

結局、最後は、カルト集団が王を戴くシーンで終わるのですが、なんとなく演出も映像も間抜けな感じを漂わせています。後味を悪くしないための配慮なのかもしれません。

あるいは、アメリカにはこういう現実があるということなのでしょうか。日本はオウムで懲りたのか、あんまりカルト的な話は聞かないですが、その辺りも怖さの受け止め方の違いになるのかもしれません。だいたい厳格な管理の下で、死体は必ず火葬される日本では、こういう話は成立しないわけですし。

この機会に、これまで怖かった映画を思い出そうとしてみるものの、そういうのはさっさと忘れてしまう健康優良児みたいで、覚えがない。

とりとめありませんが、まあ、そんなところです。

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2018.12.24

「マチルダ 禁断の恋」

いっやー。wikipedia読むのに小一時間かかりましたわ。このニコライ二世ってとてつもない激動の一生を送った人なのね。

22歳のときの世界旅行では日本にも来て、大津事件とかいうので警官にサーベルで切りつけられたそうだけど、よく生きてたなお前。

じいちゃんが革命家の仕掛けた爆弾で爆死したのを見て、専制君主制維持に傾いたとか。父ちゃんは若い時に病死して、20代の終わりころには、もう戴冠。その戴冠式に招かれた50万人もの群衆の誘導に失敗して、ホディンカの惨事を引き起こしてしまうとか。最初っからミソつけちゃってる。

ちなみにたった一人の息子は血友病。これが原因で、お妃にとりいった有名なラスプーチンが暗躍。皇帝が西の方へ戦争に出かけている間に、ロシア宮廷を引っ掻き回すことになる。

このお妃が、映画にも登場するアリックス。ラスプーチンの言うことを聞き入れ過ぎた評判の悪い人だけれど、たった一人の息子が不治の病ではね。少し同情します。

映画では、ニコライ二世はもうマチルダに首ったけのように描かれているけれど、史実では彼女はあくまでも愛人。ニコライ二世は、最初はあまり乗り気でなかったアリックスを自ら口説いて妃に迎えたらしいから、この映画のような三角関係のもつれみたいな状態があったのかどうかはやや眉唾。

皇帝即位後も、あんまり政治には向いていなかったみたいで、日露戦争で負けるわ、血の日曜日事件で民心は離反するは、第一次大戦では自分で前線に行ってしまって首都が留守になった間に宮廷がおかしなことになってとうとう革命が起きてしまうは、ろくな展開じゃない。

ロマノフ王朝は300年くらい続いて、彼が最後の皇帝になったわけだけれど、そのくらい長いと制度疲労が限界に来るものなのかもなあ。江戸幕府もそんなもんだろうし。

ただですね。この若き皇太子がバレリーナのマチルダさんに惚れたのは、なんとなく理由がわかる気もするですよ。このマチルダさん、99歳の天寿を全うしたそうで、そういう人というのは、生命力が強いのね。たぶん間違いなく。人はそういう人に惹かれるものなのですよ。美貌とかもあるとしても。

制度の老化が激しい王朝の最後の皇帝が、そういう生命力に惹きつけられて恋をするお話、ロマンチックでよいですわね。

俳優陣も、撮影に使われたロシアの文化財を模したセットの数々も、絢爛豪華といっていいのではないでしょうか。マチルダを演じたミハリナ・オルシャンスカさん、あの「ゆれる人魚」(未見)で姉の方を演じている方です。妹が人に恋する傍らで、人を食べる姉役だった彼女が、こんどは正真正銘人と恋をします。よかったですねえ。出すべきものもしっかり出しておりますですはい。

ご期待あれw

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